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2022年10月10日 [お葬式のマメ知識]

北関東の火葬場で起きた無断での副葬品取り出し問題

先日、北関東地方の火葬場職員が数年前より、故人の柩に収められた副葬品(花や故人の思い出の品)を遺族側に無断で柩の蓋を開けて取り出し、葬儀社の担当者に返却していた事が報道され問題になっています。この件を受けて自治体の市長が謝罪するというような大きな問題に発展したわけですが、問題は火葬場職員が何故このような問題行動を遺族側にも葬儀社側にも伝えず行使していたのか?ニュースの取材を受けていた葬儀社のスタッフ側の言い分は良く分かります。実際に私が担当していたご遺族が受けた被害なら恐らく黙ってやり過ごせないでしょう。しかし火葬場側の事情は殆ど語られていないので、何とも言い難いですが、遺族側、葬儀社側の行動には何の問題も無かったのでしょうか?地域が変われば葬儀の方法や、その自治体が管理する火葬場のルールも大きく変わることは熟知しています。ローカルルールは大阪の各地でも違います。郷に入っては郷に従えでは無いですが、そこは柔軟な対応をしなければ周りの業者やご遺族にも迷惑をかけますのでその火葬場のルールを守ります。それに対して全国共通の火葬場でのルールは火葬場内で撮影など行わない、柩に火葬出来ない物、爆発する恐れの有る物は入れてはいけないだと思います。私たちが使用する火葬場からも定期的に副葬品についてのお願いなる文書が届きます。ルールを守っている業者がいる一方、何度注意しても火葬の妨げになる物を納棺して入場してくる葬儀業者がいるという現実です。基本的に火葬場は霊柩車が入場した後に、火葬炉へ収めるまで柩の中を見ることは有りません。したがって火葬を始めて金属物や爆発物などが入っていた場合、職員の身体的な危険が発生するのです。あくまで想像の域を出ませんが、火葬場から何度も注意を受けているにも関わらず、一向に改善しようとしない業者の入場の時に柩の中を確認して取り出していたのでは無いでしょうか?取り出されて突き返されたのが「着物」と報道されていましたが、布製の着物などは副葬品として禁止などされていません。勿論、常識の範囲内での量ですが。毎回同じことを繰り返す業者に対して感情的な考えや行動もあったと思います。この火葬場職員のしたことは許される事では有りませんが、事の件は徹底的に調査しなければ、どうせ同じことが再発するでしょう。副葬品のアドバイスは本来葬儀者の担当者がしっかり伝えなければいけない事です。これを怠った結果なのか?ご遺族が最後のお見送りをする場で不快な思いを二度としないように解決してもらいたいものです。
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