[寝屋川市の葬儀]
2026年08月13日
寝屋川市でお坊さんを呼ばないお葬式とは?無宗教葬・直葬との違いと注意点
「お葬式には必ずお坊さんを呼ばないといけないのでしょうか?」
最近、寝屋川市で葬儀のご相談を受けていると、このようなご質問をいただくことがあります。
以前は、亡くなった方のお葬式には僧侶を招き、読経をしていただく仏式葬儀が一般的でした。しかし、現在はご家族の生活スタイルや宗教観も変化し、「宗教にこだわらず家族だけで見送りたい」「お寺との付き合いがない」「故人が生前から宗教的な葬儀を希望していなかった」という方も増えています。
そのため、寝屋川市でも「お坊さんを呼ばないお葬式」を選択肢の一つとして考えるご家族がいらっしゃいます。
ただし、「お坊さんを呼ばないお葬式」といっても、すべてが同じ形式ではありません。
無宗教葬にするのか、直葬にするのか、家族だけでお別れの時間を設けるのかによって、葬儀の内容は大きく変わります。
この記事では、寝屋川市でお坊さんを呼ばないお葬式を検討されている方に向けて、無宗教葬や直葬との違い、メリット・注意点、菩提寺がある場合の確認事項などを分かりやすく解説します。
お坊さんを呼ばないお葬式はできる?
結論からいうと、葬儀の形は一つではありません。
僧侶を招いて読経をしていただく仏式葬儀だけでなく、宗教者を招かない無宗教形式のお葬式や、通夜・葬儀を行わず火葬を中心とする直葬など、さまざまな選択肢があります。
寝屋川市民葬儀についても、寝屋川市が定めた規格・料金に沿って葬儀を行う制度で、宗教・宗派に関係なく利用できるプランがあります。また、市の案内では僧侶などの宗教者については、利用者が自分の宗派に合わせて直接依頼することになっています。つまり、葬儀そのものと僧侶への依頼は別に考えることができます。
大切なのは、「お坊さんを呼ぶ・呼ばない」だけで決めるのではなく、故人とご家族にとってどのようなお別れが望ましいのかを考えることです。
「お坊さんを呼ばない=直葬」ではありません
ここは非常に間違えやすいポイントです。
お坊さんを呼ばない葬儀には、いくつかの形があります。
無宗教葬
無宗教葬は、特定の宗教や宗派の儀式を行わずに故人を見送る葬儀です。
僧侶などの宗教者を招かないことが多く、ご家族の希望に合わせて自由な内容を考えられることが特徴です。
例えば、
・故人が好きだった音楽を流す
・思い出の写真を飾る
・故人の好きだった花を用意する
・ご家族や友人からお別れの言葉をいただく
・思い出の映像を上映する
・一人ひとりが故人へメッセージを伝える
・献花を行う
など、宗教儀式とは違った方法で故人をお見送りすることができます。
直葬
直葬は、通夜や葬儀・告別式を行わず、火葬を中心として故人をお見送りする形式です。
「できるだけシンプルにしたい」
「参列者を呼ばず、家族だけで見送りたい」
「高齢の家族に負担をかけたくない」
などの理由から直葬を選ばれる方もいます。
寝屋川市民葬儀にも、火葬だけを行う「家族葬プラン2」があります。
ただし、直葬と無宗教葬は同じものではありません。
直葬は「葬儀・告別式を行わない」という点が大きな特徴で、無宗教葬は「宗教的な儀式を行わない」という考え方です。
そのため、
「お坊さんは呼ばないけれど、家族でしっかりお別れの時間を作りたい」
という場合には、無宗教の家族葬という方法も考えられます。
なぜお坊さんを呼ばないお葬式を選ぶのでしょうか?
お坊さんを呼ばない理由は、ご家族によってさまざまです。
お寺との付き合いがない
「両親は昔からお寺に行っていない」
「菩提寺がどこなのか分からない」
「お墓はあるけれど、お寺との付き合いはない」
というご家庭も珍しくありません。
特定のお寺との関係がない場合、どのように僧侶を依頼すればよいのか分からず、宗教者を招かない葬儀を希望されることがあります。
故人が宗教にこだわっていなかった
「本人が生前から宗教にはこだわらないと言っていた」
というケースもあります。
故人の意思が明確であれば、その希望を尊重して無宗教形式のお葬式を考えることもできます。
家族だけで静かに送りたい
大きな葬儀ではなく、身近な家族だけで故人との時間を大切にしたいという方も増えています。
僧侶による読経を行わなくても、故人を思う気持ちは変わりません。
写真を見ながら思い出を語ったり、好きだった音楽を聴いたり、最後のお別れの時間をゆっくり過ごしたりすることも、一つのお見送りの形です。
費用を抑えたい
僧侶を招く場合には、一般的にお布施などの宗教者への謝礼が必要になります。
そのため、葬儀費用をできるだけ抑えたいという理由から、お坊さんを呼ばない葬儀を検討される方もいます。
ただし、「僧侶を呼ばなければ必ず葬儀費用が大幅に安くなる」と考えるのは注意が必要です。
葬儀費用には、祭壇、棺、寝台車、霊柩車、火葬、安置、会場、スタッフなどさまざまな費用が含まれるためです。
費用だけで判断するのではなく、「何を省いて、何を残したいのか」を考えることが大切です。
お坊さんを呼ばない無宗教葬の流れ
無宗教葬の場合、決まった儀式がないため、一般的な流れを参考にご家族で内容を決めることができます。
例えば、
1.開式
司会者が開式の言葉を述べます。
2.故人の紹介
故人の生い立ちや仕事、趣味、ご家族との思い出などを紹介します。
3.思い出の時間
写真や映像を見たり、故人が好きだった音楽を流したりします。
4.お別れの言葉
ご家族や親しい方から故人へ向けて、最後の言葉を伝えます。
5.献花
焼香の代わりに、お花を一人ずつ故人へ手向ける方法もあります。
6.最後のお別れ
棺の中にお花を入れたり、故人の愛用品を納めたりしながら、最後のお別れをします。
7.出棺
ご家族や参列者に見送られながら火葬場へ向かいます。
このように、無宗教葬ではご家族の希望に合わせて内容を組み立てることができます。
お坊さんを呼ばない葬儀のメリット
大きなメリットの一つは、宗教的な形式にとらわれず、故人らしいお別れができることです。
例えば、生前に音楽が好きだった方なら好きな曲を流す。
写真が好きだった方なら思い出の写真を飾る。
旅行が好きだった方なら旅行先の写真をメモリアルコーナーにする。
料理が好きだった方なら、好きだった食べ物をお供えする。
このように、故人の人生そのものを感じられるお別れを考えることができます。
また、宗教者への謝礼が必要ないため、葬儀費用を整理しやすいというメリットもあります。
ただし、費用は葬儀の規模や内容によって変わりますので、「お坊さんを呼ばないからいくら」と単純に決められるものではありません。
お坊さんを呼ばない葬儀で注意したいこと
一番注意していただきたいのが、菩提寺との関係です。
菩提寺がある場合は勝手に決めない
すでにお寺のお墓に入る予定がある場合や、日頃からお寺との付き合いがある場合は、葬儀の前に一度相談することをおすすめします。
「葬儀には僧侶を呼びません」
とご家族だけで決めてしまうと、後になって納骨や法要の際に問題になる可能性があります。
特に、
「お寺のお墓に納骨する予定がある」
「先祖代々のお墓がある」
「菩提寺が決まっている」
という方は注意してください。
葬儀社にも菩提寺との関係を最初に伝えておくと安心です。
戒名はどうなる?
お坊さんを呼ばない葬儀では、当然ながら葬儀の場で戒名を授かることもありません。
ただし、「戒名が必要かどうか」は、その後のお墓や宗派との関係も含めて考える必要があります。
例えば、先祖代々のお墓が寺院墓地にあり、そこへ納骨する予定なら、戒名についても事前に確認しておいたほうがよいでしょう。
一方で、納骨先が公営墓地や宗教不問の墓地、納骨堂などの場合は、考え方が変わってくることがあります。
つまり、
「お坊さんを呼ばない」
「戒名を付けない」
「今後の供養をどうするか」
は、それぞれ別々に考える必要があります。
お墓がない場合はどうすればいい?
「うちはお墓もないし、お寺との付き合いもありません」
という場合、お坊さんを呼ばない葬儀を検討しやすいケースです。
葬儀が終わった後の遺骨についても、
・公営墓地
・宗教不問の墓地
・納骨堂
・樹木葬
・永代供養
・散骨
など、さまざまな選択肢があります。
ただし、納骨や散骨にはそれぞれルールがありますので、葬儀後に慌てないよう、できれば葬儀を決める段階から考えておくことをおすすめします。
寝屋川市規格葬儀でも宗教者は別に考えます
寝屋川市では「寝屋川市規格葬儀」という制度があります。
規格葬儀は、市が葬儀規格と料金を定め、市が指定した葬儀業者との間で利用する制度です。
現在の寝屋川市の案内では、基本プラン、家族葬プランなどが用意されており、「家族葬プラン2」は火葬だけを行うプランとされています。また、市民葬儀の料金とは別に、会場費用や宗教者への謝礼などが必要となる場合があり、宗教者については利用者が宗派に合わせて直接依頼する案内になっています。
つまり、寝屋川市で葬儀を考える場合も、
「市民葬儀を利用するか」
「一般の葬儀社へ依頼するか」
「どのような葬儀形式にするか」
「宗教者を呼ぶか」
を分けて考えることができます。
お坊さんを呼ばないお葬式はどんな方に向いている?
次のような方には、無宗教葬や直葬などを検討する余地があります。
・宗教や宗派にこだわりがない
・お寺との付き合いがない
・菩提寺がない
・故人が宗教的な葬儀を希望していなかった
・家族だけで静かに見送りたい
・葬儀に大勢の人を呼ぶ必要がない
・故人らしい自由なお別れをしたい
・葬儀費用をできるだけ整理したい
・遠方の親族に大きな負担をかけたくない
ただし、これはあくまで一つの目安です。
最も大切なのは、ご家族が納得できるお見送りかどうかです。
「お坊さんを呼ばない」と最初から決めなくても大丈夫です
葬儀の相談では、
「お坊さんを呼ばないほうがいいと思うのですが、本当にそれでいいのか分かりません」
という方もいらっしゃいます。
その場合、無理にその場で決める必要はありません。
例えば、
「仏式で行った場合」
「無宗教で行った場合」
「直葬にした場合」
の3つを比較して、それぞれの内容や費用を確認してから決める方法もあります。
また、菩提寺がある場合には、まずお寺に相談してから葬儀形式を決めるという方法もあります。
大切なのは、費用だけを比較することではありません。
「どんなふうに故人を送りたいのか」
「家族は何を大切にしたいのか」
を考えることです。
寝屋川市でお坊さんを呼ばないお葬式をご検討の方へ
メモリアルハートでは、仏式の家族葬だけでなく、無宗教葬や直葬など、ご家族のご希望に合わせたさまざまな葬儀形式に対応しています。
「お坊さんを呼ばない葬儀にしたいけれど、何をすればいいのか分からない」
「無宗教葬と直葬のどちらが合っているのか分からない」
「菩提寺はあるけれど、僧侶を呼ばない場合はどうなる?」
「できるだけ費用を抑えながら、家族でお別れする時間は残したい」
このようなご相談でも大丈夫です。
一級葬祭ディレクターが、ご家族の状況や故人様の希望をお聞きしたうえで、無理のない葬儀の形をご提案いたします。
葬儀は、必ずしも「昔からの形式」に合わせなければならないものではありません。
だからといって、何でも自由に決めればよいというものでもありません。
菩提寺やお墓との関係、今後の供養まで考えたうえで、ご家族が納得できる形を選ぶことが大切です。
「お坊さんを呼ばないお葬式ってできるの?」
そのような最初のご相談からでも構いません。
寝屋川市で葬儀についてお悩みの方は、どうぞお気軽にメモリアルハートへご相談ください。
まとめ
寝屋川市でお坊さんを呼ばないお葬式を考える場合、まず「無宗教葬なのか」「直葬なのか」「家族だけでお別れをするのか」を整理することが大切です。
また、菩提寺や寺院墓地との関係がある場合には、葬儀を決める前に確認しておきましょう。
お坊さんを呼ばないこと自体が良い・悪いということではありません。
故人様の生前の考え方、ご家族の希望、今後のお墓や供養まで考えたうえで、「この形で送ってあげてよかった」と思えるお葬式を選ぶことが一番大切です。
寝屋川市で無宗教葬・直葬・家族葬などをお考えの方は、葬儀の形式が決まっていない段階でもお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
川口 弘樹(かわぐち ひろき)
メモリアルハート代表/一級葬祭ディレクター
大阪府寝屋川市を中心に、これまで2,000件以上の葬儀を担当。家族葬・一日葬・直葬を中心に、ご家族の想いに寄り添ったお見送りのお手伝いを行っています。
厚生労働省認定資格である「一級葬祭ディレクター」を取得し、現場経験を活かした実践的な情報を発信。YouTubeチャンネル「大阪の葬儀屋さんちゃんねる」では、葬儀費用や終活、家族葬の注意点など、一般の方にも分かりやすく解説しています。
「後悔のないお見送りをしていただきたい」という想いで、日々ご相談に対応しています。
運営会社: メモリアルハート










